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就活面接官達の座談会

はじめまして、サイト管理人のyamaです。趣味で座談会モニターでお小遣い稼ぎをしていますが、

本業の方は、某中堅企業の人事部で働いています。前職は、某大手企業の人事部でした。

まぁ、ずっと人事畑というわけなんです。

先日、前職の同僚たち3名と、現在の同僚たち3名との合同での座談会を企画してみました。

季節柄、就活面接官ネタで、お酒を飲みながら話すという奇妙な座談会になりましたが、

各面接官の本音や個性、共通性が認識できた、なかなか面白い企画になりました。

参加者全員の意見をまとめたメモ書きを後日整理してみました。

 

従順性と行動力(認識力、判断力、自己表現能力)

面接官として、全員が賛同できた考え方ですが、面接とは、まず、従順性と行動力を

調べるためのものです。

まぁ、行動力ではなくて、認識力である、いや、判断力である、自己表現能力だという

面接官もいましたが。

まぁ、考え方の方向性は同じだと思います。

 

従順性について

従順性とは、社会への適合性があるのか?というよりも、

そもそも本気で社会に合わせる気があるのか?ということです。

身だしなみや髪型にうるさいのは、社会が、お客様が、それだけうるさいからです。

敬語や謙譲語、丁寧語などを正しく使えるのか?話し方がキチンとしているか?

履歴書も、たとえ字が下手くそでも丁寧に書いてあるのか?

添付写真もお気に入りの服ではなくて、リクルートスーツでキチンとした髪型で写っているのか?

そういうところから、本気で世の中に合わせる気があるのか?ないのか?を判断しているのです。

従順性は、会社組織の中で、所属するチームの中で、上司や同僚、部下たちと上手く連携して

仕事ができるかどうかという判断材料にもなります。従って最も重要な資質を問われているのです。

 

行動力について

従順性が守りならば、行動力は攻めになります。この行動力、まぁ、自己表現能力でも

判断力でもいいのですが、就活で面接を受ける人達にとって、このあたりが一番の

お悩みポイントではないでしょうか?

「これからの時代は、もうイエスマンはいらない!即戦力のある者が必要だ!」 とか、

よくネットなんかで書いてますが、あまり本気にしないように(笑;;

よく自己流の理論武装をして、やたらと自己PRする人がいますが、正直言って、

面接官としては、あまり興味がないんですよね(笑;;

理由は簡単で、まだ本格的に社会で働いて、苦労もしたことが

ないようなヒヨッコのウンチクなんて真面目に聞く気になれないからなんですよ。。

ですから、自己PRは、具体的で簡潔な方が良いですね。

例えば、集団行動での経験なんかで、こんな役割、活躍ができましたみたいな

話がベストじゃないでしょうか。

面接官としても、集団行動における、あなたの行動特性がわかるので良い参考になりますしね。

 

志望動機について

就職したい志望動機については、理由だけではなくて、なぜ働きたいのか?

その思いをしっかりと伝えることができるようにしておいた方が良いですね。

なぜならば、志望動機は、一番突っ込んで聞かれる最重要ポイントだからです。

従順性や判断力、行動力に問題がなければ、面接官にとって、次に重要になるのは、

どのくらい本気で、我社で働く気持ちがあるのか?ということですから。

理由のみならず、その思いもしっかりと伝えられると好感度が高まりますね!

やっぱり最後は理屈じゃなくて、ハートですかね。

 

面接を受ける時の心構えについて

座談会の最後に、かつて、面接官達自身が就活面接を受けた時の話になりました。

その中で印象的だった、ある面接官の話を書いておきます。

彼の場合、面接を受けるにあたって考えた心構えとは、

もう既に、その会社の新入社員になったつもりになって面接を受けたそうです。

そして、相手の面接官を会社のお得意様だと思って対応したそうです。

その理由は、既に、御社の社員になる覚悟がありますということを感じさせるためだったそうです。

また、大事なお得意様にもキチンと対応することができます、

ということをアピールしたかったということです。

流石、若くして、大手企業の人事部長になった人は違うなぁ。。と感心しましたね。

就活面接で、アガッチャイそうだとか、やたらと自己主張ばかり考えている人は、

参考にしてみては如何でしょうか?

 


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